樋口円香完全攻略情報㊙︎
5月も終わるので初投稿です。
皆さんシャニマスをインストールしましたか?
本日は皆さんもご存知、2020年顔が良ければ声もいいキャラランキング堂々の第1位、樋口円香について完全㊙︎攻略情報を公開させていただきます。
樋口円香
2020年、Twitterをやってる人なら一度は見たことがあるでしょう。
シャニマスをやっていない人は、一体どういうキャラなの?って気になると思います。
そんなに人のために、またシャニマスを既にやってる人にもより樋口円香を詳しく知ってもらうために今回は書かせていただきました。
保育園、小学校からの幼なじみ4人で構成された新ユニット「noctchill(ノクチル)」の1人、樋口円香
今まで他人同士で組み合わされたユニットだけだったシャニマスで、最初から全員幼馴染のユニットというのは非常に新しかったです。
樋口円香がシャニマスに実装された日、樋口円香のTL上の評価は、「283プロに現れた狂犬」、「珍しいツンデレ」と言った評価でした。
樋口円香がアイドルをする理由
円香がアイドルを始めた理由は、先に283プロに入り、アイドルを始めた幼馴染み浅倉透をスカウトしたP、事務所を監視するため、という事です。
ですので、アイドルをやる事に特に理由はなく、モチベーションは低いです。
ですが、W.I.N.G.(アイドル版甲子園みたいなもの)を勝ち上がるにつれて、そんな考えも少しづつ変わっていきます。
アイドルをやる事に興味がない女の子を、アイドルをする喜びに目覚めさせるのが大好きな全国のPが樋口円香に惹かれる理由がそこですね。
円香の本質
Pに反抗的な態度を取る、クールキャラのように見えるこの円香ですが、誰にでも冷たい態度を取るという子ではありません。
幼馴染み3人と一緒にいる時は、基本的な態度は変わらないけど、面倒見の良いという側面を見ることができます。
そして、根は非常に真面目な子です。
アイドルを続ける理由はないが、やるからには手を抜かずしっかりとやる。隠れて自主的にレッスンをするという頑張り屋なところがあります。
そんな円香ですが、
「自分に期待をかけられる事」
「誰かと比べられる事」
「期待に応えられない事」
という事を非常に恐れています。
やるからにはしっかりやる。でもそのやってる事が、平凡、比べられない事とは全く正反対なアイドル。非常に行動と内心が矛盾しています。
前述の円香のいう、「アイドルって楽な商売」というのは、努力が報われる、全員救われる、簡単なものであって欲しい。という願いが込められています。
Pとの関係
円香のPに対する好感度は、上記の通りマイナスから始まります。
実装されているコミュのPの目線としては、なかなか本性を見せてくれない円香に心を開いてもらいたい、理解しようとする、というストーリーになります。
アイドルに興味がない円香を本気でプロデュースするPを見て、最初の印象ほど悪い奴ではない。と考えを改めます。
しかし、夢みがち、爽やか、正直者、自分とは真逆のPを見て、自分の事を見透かされたくないと変わらず強い態度で接し続けます。
自分はこの円香考察ブログを書くにあたって現在実装されている円香の全コミュ、全ボイスを解放し、かつ全て10回は読み直しましたが、読めば読むほど円香ってキャラまじでよく分からん… こいつって結局どんな奴なんだ⁇って気持ちになりました。
実際自分の円香の理解度は50%程度だと思います。でもそれはそのはず、あえて円香コミュのシナリオは、読み手(P)に理解され辛いように作られているのでは⁇という考えに至りました。
実際コミュの中でもPは円香の事をうまく理解できず悩むんですが、読み手にも同じ感覚を共有させる事で、より一層この円香というキャラを知りたいという気持ちが強くなりました。
円香のPへ抱く感情
W.I.N.G.も終わりに近づくにつれ、依然態度は厳しい、素直でないものの、円香のPに対する態度は若干ながら柔らかくなっている、というのは円香のシナリオを見た人なら誰しもが思った事でしょう。
でも円香って実際、Pにどんな感情抱いているんだ?という問題は、おそらく21世期最大の難問と言っても過言ではないと思います。
円香はPに恋愛感情を抱いている。と思っているそこのあなた、申し訳ないですが理解が足りていないと言わざるを得ません。円香の全ボイス、シナリオ10回読み直しましょう。
円香はPを信頼している(信頼関係にある)と思っているそこのあなた、悪くない解釈ですが、何か違う、違和感があるって思います。
間違いなく多くの人が印象に残っているであろう上記、円香のW.I.N.G.優勝後のシナリオ。
いつもPの事を「あなた」と呼んでいた円香が初めて「プロデューサー」と呼んで微笑んでくれるコミュがあります。
このコミュの名前は、「蛇足」といいます。
この、「プロデューサー」に込められた意味はなんなんだろう、そしてなぜタイトルが「蛇足」なんだろう?
間違いなくこのコミュで読み手の1番印象に残るシーンは、最後に円香が初めて「プロデューサー」と呼ぶシーンだと思います。
制作側も1番印象に残るように作っているはずだと思うんですが、そんなシーンになぜ「蛇足」というタイトルを付けたのか、意味がないはずがない、きっと何かしら意味があってつけられたはず。
・「プロデューサー」なんて呼ばなくても、その呼称はそれこそ言わなくてもいい「蛇足」
・「プロデューサー」と言ってしまった事が円香にとって「蛇足」
いろいろな解釈ができると思いますし、実際自分もこのコミュを理解するのがとても難解しました。
しかし、ようやく一つの答えが出たと同時に、円香のPに対する感情が理解できました。
円香のPに対する感情、それは、「尊敬」という結論に自分は至りました。
「蛇足」という言葉は、「余計な事、不必要な事などの例え」として用いられます。
しかし、この言葉にはもう一つの意味があります。
「自分の付け足しの言葉を、へりくだって言う」という意味です。
思えば、円香は最初から、強い口調、嫌な事は嫌という言葉を使いますが、誰に対しても嘘は言っていないキャラクターでした。
ちなみに、円香すごく仲良くなった状態、信頼度レベル11のセリフに、以下の言葉があります。
伝えたくないから言葉にしないということは、伝えたい事を全て言葉にしているんですよね。
自分とは真逆の人間であるプロデューサーに本当の意味で「尊敬」の念を抱いている。
「尊敬」という言葉に当て嵌めれば、円香のPに対する態度の変化も新しい意味で見えてくると思ったので、皆さんも一読ください。
追加シナリオの話
5月22日、ついに待望のSRR樋口円香が実装されました。
全体的な話の概要としては、アイドルを続けてくれているが、いまいち本心が掴めない、自分との距離を感じているPが、色々な手を尽くして円香の事を理解しようとする… という流れのコミュです。
このシナリオの1つ目「ニガニガ」というタイトルのコミュですが、こちら非常に完成度の高い内容であったので、紹介させていただきます。
〜あらすじ〜
ある日、事務所で事務作業をしていたPは、息抜きでいつも自分しか飲まない机の開封済みの缶コーヒーに口をつける。
その後円香登場、実はその缶コーヒーは円香が買ったもので、一口飲んで口に合わなかったためガムシロップとミルクを入れて飲もうとしていた所だった…(Pの缶コーヒーは別のところにあった)
Pは焦って自分が口をつけてしまったコーヒーを飲もうとする円香止めようとする…というストーリーです
ぼくは精神年齢が思春期の中学生で止まっているので、推しのアイドルとの間接キスという文面だけで興奮してその日夜眠れなくなってしまいました。
実際その事を17歳の高校生に指摘されます。
しかし、このコミュの真に尊いところは、円香がPを理解しようとした、というところにあります。
いつもPが一方通行で円香の事を理解しようとしていたと思ってたのに、実は円香もPを理解しようとしていた… この文面、めちゃくちゃ尊くないですか?まじでこのコミュ作った人天才か⁇って思いました、2020年のノーベル文学賞最有力候補
大半の人は間接キス!という事で発情期の小学生の様に騒いでいますが、間接キスコミュではない、このコミュの本質は円香がPを理解しようとしたって事に気づいた時、精神年齢が中学生のハロPは初めて大人の階段を登れました。
以降もこのシナリオは、Pが円香を理解しようとする。という本筋の元、円香のその表にはあまり出さない内面にも触れている、非常に評価の高い、しかし理解が難しい(考察のし甲斐がある)、非常に高いレベルでまとまったシナリオになっています。気になる人は今すぐシャニマスをインストールして樋口円香をリセマラで当ててプロデュースしましょう。
長くなりましたがいかがでしたしょうか?
シャニマスというゲームが非常にキャラの深掘りが濃いゲームなんですが、今年実装されたノクチル、中でも樋口円香は別格で内面が読みにくい、設定が濃いキャラクターだと思いました。
こちらはあくまで、ハロPの樋口円香の理解という話で、いや、俺の理解は違う!という意見は当然だと思います。
でもそれはそのはず、シナリオ本編のPが円香を理解するのに悩んでいたように、シャニマスをしてる人も円香の理解はその人それぞれだと思います。
ただ、これを読んで、「樋口円香、おもしれー女」と興味が湧いて、シャニマスを始めてくれる人が1人でも増えてくれれば幸いです。
樋口円香、おもしれー女…!!!
追伸、つい先日姉が第一子を産みまして、おじさんになりました。赤ちゃん可愛くて抱っこした時、自分の中の母性に目覚めました。
おわ○り
本記事の画像は©BANDAI NAMCO Entertinment Inc. ©BXD Inc.より引用しています。